介護の難しさ

介護の難しさ

世話が必要になった親を、出来ればそばにいて自宅で面倒を見たいと考える人も多いでしょう。
ところが在宅介護の難しさをわかっていたとしても、徐々に自分自身が追い詰められていくケースが多々見られます。
介護は精神的にも肉体的にも大きな負担となってのしかかってきます。
まず、つきっきりで親の面倒をみることは精神的に相当な負担が伴います。
全てにおいて親の面倒を見ることが優先されるので自分の時間を持つことができません。
認知症の方に対しては、同じことを何度も繰り返して相手をしなければならない場面も増えるでしょう。
そのような生活が続くことでストレスがたまり体調を崩すケースは少なくありません。
また、肉体的にも大きな負担になります。
親を介護する子どもの方も体力が落ち始める年齢となってるために、トイレやお風呂など移動を伴う介助で体を支えきれなかったり、逆に自分が怪我をしてしまうこともあります。
介護は愛情だけでなんとかなるというような易しいものではありません。
ホームヘルパーの助けを借りたり、高齢者施設などを上手に利用することが大切です。

介護をするときの心得について

ニュースなどで、施設職員が利用者に対して身体的虐待や性的虐待を行った事件が放映されますが、嘆かわしいことです。
介護職員が人生の先輩である高齢者をケアするわけですから、尊敬の念を忘れてはいけません。
ここでは、介護をするときの心得について説明したいと思います。
人を支援するということは、人としての道理だと思いますが、その方の立場に立って「こうされるのは嬉しい。
こうされたら嫌だ」と感じることができる感性が必要になってきます。
認知症の方は、記憶力や判断力が低下し的確な判断が出来ない状態ですが、それを理由に介護職員は手抜きをしていいということにはなりません。
健常者の方より、ケアが難しいため、よりきめ細やかな対応が必要になってきます。
介護職員は、身だしなみも大切です。
利用者に傷をつけないよう爪は定期的に切り、アクセサリーなども仕事中は外すようにしましょう。
髪の毛や服装も清潔感の持てる状態にし、プロ意識を持って臨むことが必要です。